【お客様インタビュー】酒井重工業株式会社 様

2020/04/15

酒井重工業株式会社

運動会は50年ぶり!アンケートで社員の意識を高める創業102年の老舗企業

 

酒井重工業株式会社様(1918年創業)は、創業100周年イベントに『ファミリーデー』を行うなど、社内イベントが活発な会社です。また、社員の意見を聞くためにアンケートを実施したり、ブランディング委員会を設けたりなど、社員の意識を高めることにも積極的です。

そんな酒井重工業様が50年ぶりに社内運動会を開催しました。運動会をやろうと決めたきっかけ、そして運動会をやった後、社内にどんな変化があったのかをお聞きしました。

 

酒井重工業 市村様(中央)と運動会屋スタッフ

 

目的は「コミュニケーション不足の解消」

 

Qこれまでも社内旅行やパーティーなど社内イベントが活発な酒井重工業様ですが、今回、運動会をすることになった理由は何ですか?

市村
社内でブランディング検討委員会を作って活動しているのですが、「うちの会社の強みや弱みは何ですか?」という内容のアンケートを取って意識調査をしたんです。その結果、“コミュニケーション不足”とわかって。じゃあ、コミュニケーション不足を解消するためにイベントをやろうという話になり、いろんな案があがっていたんですが、“やろう”と企画が立ち上がったのが10月ぐらい。時期的にバーベキューはできない、旅行も寒い、という話になって。結局、運動会をやりましょうと。運動会だったら体育館の中でもできるでしょう、というところから話は始まったんです。

 

ーーコミュニケーション不足というと、例えばどんなことですか?
市村
まず挨拶しないですよね。朝、出社した時もしないし、下を向いて歩いている人ばかりで。他の会社さんでも同じだとは思います。ここ川越でも朝、通勤途中に街の様子を見ていても他の会社の社員さんたちで、「おはよう」って挨拶している人は見ないですね。

 

選手宣誓
「運動不足を気にせず、正々堂々戦います!」

 

ーー社内で運動会を行うのは50年ぶりだとお聞きしました。どうして運動会をやろうという話が出たのでしょう?
市村
創業100周年の時に、『ファミリーデー』という屋外のイベントをやったのですが、前日まで台風が来るかもしれないという心配があって、すごく大変だったんです。当日はぴかーんと晴れてよかったんですが、やれるか分からないイベントは怖くてできない。中止になったらお金が無駄になってしまう。運動会ならいいんじゃない、という話になって。「とりあえず、まずはやってみよう」と。

 

Q「運動会をやろう」と最初に言った時の社員のみなさんの反応は?
市村
最初は、「30人くらいしか参加希望者、いないんじゃないの?」と言っていたんですよ。でも、出欠のアンケートを取ったら、150人くらい出席の返事が来たから、「結構、来るじゃん」と(笑)。そこで正式にやりましょうと話が決まりました。実際の参加人数は168名です。当社は敷地内に体育館があって、そこで昼休みにバドミントンをやったりして。先日もバスケットゴールを買って欲しいと言われて。買って組み立てて、置いてあるんですよ。スポーツをやりたい人が増えてきたみたいなので、ちょうどいい機会だなと。

 


喜びから一体感が生まれる!

 

 

 

 

最初はテンション低めでも競技が始まるとノリノリに!

 

Qどんな競技が盛り上がりましたか?
市村
私が思うにジャイアントバレーですね。結構、みんな真剣になってやっていたじゃないですか。運動会の最後の方にやったから盛り上がったんですね。運動会が始まった最初のうちは、まだみんな周りの様子を見てるでしょ。でも、だんだんノリノリになっていって。ジャイアントバレーは全員参加の競技だったし、そういう意味でもよかったですね。

 

4チーム一斉に戦うジャイアントバレー

 

 

 営業部が活躍したパターゴルフ

 

 

 

ーーパターゴルフもよかったですね。
市村
営業部の人たちは巧いんですよ(笑)。

 

ーーお子さんたちが参加したお菓子ゲット競争も。
市村
子どもたちは「もっとやりたい」と言っていたみたいですよ。今回の運動会は、まず社員のコミュニケーション不足解消が目標だったのですが、次回は子どもたちが参加できる競技を増やしたいですね。

 

 

子どもたちが参加したお菓子ゲット競争

 

 

 

 

チーム編成はシャッフルで。部署の枠を取り外したことがよかった。

 

Q赤、青、黄、緑の4チームでしたが、チーム編成はどうやって行ったのですか?
市村
部署は関係なく、年齢が均等になるようにシャッフルしてチームを分けていきましたね。先にリーダーを決めてから振り分けるのではなく、忖度なしに、年齢で分けていきました。

 

ーー普段つきあいのない人もチーム内にいたんですよね。それなのにすごく団結していましたね!
市村
シャッフルしてチームを作ってから、ブランディング委員会が若手全員に「君たち、リーダーね」と言っておいたんです。日頃、つきあいのある人から言ってもらったのでスムーズにいきました。

 

ーー大変だったことは何ですか?
市村
一番大変だったのは、出欠確認ですね。メールで連絡を取り合えるような部署ならいいけど、工場はそうでない人がほとんど。工場の人たち全員に聞いて回って、「〇〇さんが来る」「〇〇さんは来ない」という作業をしたんですから。

でも、今回で運動会用の従業員リストができたので、多少の異動はあっても、次回のチーム作りは楽になりますね。

 

ーーどの競技に誰が出るかという選出は?
市村
「若者しかできないよね」という競技は若手から出して、年配者向きの競技は年配者から選んで、という風に決めました。年齢で選ぶという感じでしたね(笑)。

 

 

障害物競走の最後は自社製品の神経衰弱!

 

 

 

 

 

 

運動会の効果を確認するためにアンケートを準備中

 

Q運動会が終わった後、社内からどんな意見や感想が届いていますか?
市村
子ども向けの競技がもっと欲しかったね、という意見や、面白かった、楽しかった、またやりたいね、という感想が多かったですね。抽選会の賞品がよかったことにもみんなびっくりしていましたね(笑)。

「これまで面識のなかった方々とも会話ができて、いい機会ですね」「こういうことは必要ですね」「今後も続けるのか?」と言っている人たちがいるようなので、詳しい意見を聞くために、アンケートを取ることにしました。今ちょうど作っているところです。

 

Q運動会を行ってから、社内の雰囲気は変わりましたか?
市村
運動会をやってから、社内のコミュニケーション量は上がったように思います。社内で電話もしやすくなったのではないでしょうか。

今までは、相手のことをよく分からずに電話していたけど、「この前、会ったよね」ということになれば、話もしやすくなると思うんですよね。こういうことを積み重ねていけばいいと思います。

 

ラストのリレー
会場中がひとつになって大声援を送りました

 

 

Qファミリーデーやその他のイベントではコミュニケーション不足は解消されなかったのでしょうか?
市村
ファミリーデーというと、家族のいない独身の人は参加しづらいですよね。子どもが楽しめるという意味で『ファミリーデー』という名前を付けたんだけど、“ファミリー”が先に来てしまって。「独身は楽しめない」という意見もあって。

 

Q他のイベントにはない運動会のよさは何だと思いますか?

市村
まず屋内で実施できるので天候を気にしなくていいことですね。あと、社員旅行に比べるとコストがかからず1日楽しめるというのはあると思います。

 

Q今後も運動会は続けていきますか?
市村
はい、それはもう(笑)。

 

Q次はどんな運動会をやりたいですか?
市村
やっぱり子どもが参加できる競技を増やすこと、それにもう少し競技が多くてもよかったかなと。事前にルールの説明を配っておくと、当日に説明する時間が省けてその分、競技を増やせますよね。

あと、若い人たちが出ずっぱりで疲れたと言ってました(笑)。人数が増えればそんなこともないでしょうね。

 

 

インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!

 

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