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中学生の「将来を考えるきっかけ」に― 総合的な学習の時間で行われた、運動会屋の特別授業 ―
2026/01/19

「運動会を仕事にする会社がある」
そんな意外な入り口から始まったのが、今回の特別授業です。 2025年11月、奈良県・香芝市立香芝北中学校にて、キャリア教育の一環として、運動会屋 中日本・西日本エリアマネージャーの長岡啓太が、中学2年生に向けて特別授業を行いました。 当日は、複数の企業・事業所による授業が同時に実施され、生徒たちはそれぞれ希望する企業を選択。運動会屋の授業には、15名の生徒が参加してくれました。
講義の様子や、生徒たちの反応について、担当の吉田貴宏先生にお話を伺いました。

香芝市立香芝北中学校 2年生学年担当 吉田貴宏先生
※以下、敬称略させていただきます
「仕事」を実感するためのキャリア教育
Q. 中学生の段階でキャリア教育を行う目的は?
吉田: 中学校では、社会的・職業的に自立するための基礎を育てることを大きな目的としています。
中学生にとって「仕事」や「社会人」は、まだ実感しにくい存在です。 だからこそ、実際に社会で働く人の話を直接聞くことで、将来を考えるためのヒントを得てほしいと考えています。
Q. 運動会屋にお声がけいただいた理由は?
吉田: 「運動会をビジネスにしている」という仕事の意外性ですね。 運動会って、子どもたちにとっては“自分たちでやるもの”という感覚が強いですが、それが仕事になっている、という点は、ぜひ子どもたちに知ってほしかったです。
また、「運動会屋」というキャッチーな社名。一度聞いたら忘れない。 何をしている会社なんだろう?と想像が膨らむところが面白いと思いました。
制限時間内に、どれだけ高いタワーを作れるか!

授業の冒頭で行ったのは、『ペーパークラフトビルディング』。 紙・ストロー・輪ゴムのみを使い、制限時間内にできるだけ高いタワーを作る活動です。 一見、運動会とは関係なさそうに見えるこの競技ですが、実は企業運動会では非常に盛り上がる定番プログラムのひとつ。
チームで相談し、工夫を重ね、試行錯誤を繰り返すことで、自然とコミュニケーションが生まれます。 職場の結束力を高めることを目的とした「企業運動会」と、学校の運動会との違いを、体感してもらう時間となりました。
生徒の皆さんからの感想(抜粋)
『タワーを作る競技をして、他の人と仲良くなることができて、コミュニケーションが取りやすくなりました。 そして、いろいろな会社の問題を運動会で解決できることを知りました』

「楽しそう」だけじゃない、達成感のある仕事
Q. 生徒の皆さんの反応はいかがでしたか?
吉田: とても前のめりで話を聞いていました。 運動会が仕事になる、という不思議さから入りつつ、話を聞くうちに「なるほど」と納得していく様子が印象的でした。
特に多かった感想は、 「運動会が仕事になるのが不思議だった」 「アイデア次第でビジネスになることに驚いた」 「華やかな仕事の裏にある準備や運営の大変さ」 といった点でしたね。
運動会という身近なものが、企業の課題解決やチームづくりにつながっている、という話に、納得していったように感じます。
「どの世界でも、プロはすごい」生徒の心に残った、ひとつのエピソード
吉田: 長岡さんが、「運動会ではハプニングは結構起こり、それを乗り越えるところも仕事の一部です」とおっしゃっていました。
実は、話を聞いた15人の中に、チアリーディングで日本一になった生徒がいました。 自分自身もチアの世界でハプニングを経験していると思うのですが、「乗り越える力」というのは社会に出てからも大切なんだなと、感想文の中に書いていました。
中学生の段階でそれに気づき、学びが深まったのではないかと思います。
一人ひとりに、必ず強みがある
最後に、吉田先生はこう締めくくってくださいました。
吉田: 一人ひとりに必ず強みがある。 それに気づくヒントを、こうした学びの中で掴んでほしい。今回のお話は、その大切な材料になったと思います。
後日、生徒の皆さんから届いたお礼の手紙より(抜粋)
『一つの競技にも意味があることを学んだ』
『課題の解決や交流、全員で楽しめるように企画する考えを知った』
『自分が思っていた以上に、運動会はすごいんだなと感じた』
『会社の問題を運動会で解決できることを知りました』
『ただ楽しいだけではなく意味のある運動会にという言葉が印象に残りました』
『運動が苦手な人でも楽しめる種目があるのはとてもいいと思いました』
『イベントを作る仕事がより興味深くなりました』
『これからは体育大会などで、いかしていきたいと思います』
一通一通に込められた言葉から、授業で感じ取ってくれたことが伝わってきました。
心のこもったお手紙を、ありがとうございました。
授業で一番伝えたかったメッセージ

「視野を広げてほしい」
講師の長岡が、生徒の皆さんに一番伝えたかったことは、とてもシンプルです。
仕事を探すとき、どうしても知っている会社に目が向きがちですが、普段の生活では出会わないところにも、面白い仕事はたくさんあります。運動会屋は、まさにそうした会社のひとつ。「将来こうなりたい」と今すぐ決めなくてもいい。ただ、選択肢は想像以上に広い―― そのことを知るきっかけになればと考えています。
学校関係者の皆さまへ
運動会屋では、総合的な学習の時間やキャリア教育の一環として、学校の目的や生徒の実態に合わせた体験型の特別授業をご提案しています。どうぞお気軽にお問合せください。
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